韓国の焼肉店に入って席に着くと、トングと一緒にハサミが置かれていることがあります。
「えっ、焼肉なのにハサミ?」と思ったことはありませんか?
日本の焼肉店では、食べやすい大きさに切られたお肉を焼くことが多いですよね。一方、韓国の焼肉店では、大きなお肉を焼きながらハサミでチョキチョキ切る姿をよく見かけます。
今日は、そんな韓国の食卓で大活躍する「ハサミ」のお話です。
お肉を焼いて、切って、サンチュで巻いて……。忙しい食卓で、ハサミもなかなかの働き者なんです(笑)。
焼肉店では、ハサミが大活躍
厚みのあるサムギョプサルが、鉄板の上でジュージュー。
いい香りがしてきたところで、トングとハサミの出番です。お肉を持ち上げて、食べやすい大きさにチョキチョキ切っていきます。
お店によっては店員さんが焼いて切ってくれますし、自分たちで焼くお店もあります。日本の焼肉に慣れていると、目の前で大きなお肉を切り分ける光景は、ちょっと新鮮に感じるかもしれませんね。
切ったお肉をサンチュで包んで、キムチやニンニクものせて……あ、食べたくなってきました 😋
どうしてハサミを使うの?
「韓国では、いつから、なぜ食卓でハサミを使うようになったの?」
気になって調べてみましたが、始まりを一つにはっきり決められる資料は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。
ただ、ハサミには韓国の焼肉スタイルと相性のよさそうなところが、いくつもあります。
大きなお肉を、みんなで分けやすい
韓国の焼肉では、みんなで一つの鉄板を囲むことがよくあります。
大きなお肉をその場で食べやすく切り分ければ、それぞれが好きなタイミングで取れますよね。ハサミは、そんな「一緒に焼いて、一緒に食べる」時間に便利な道具です。
焼きながら、手軽に切れる
トングでお肉を押さえて、ハサミでチョキチョキ。まな板を用意しなくても、鉄板の上で切り分けられます。
もちろん、お肉の大きさや厚さによって切り方はいろいろですが、席で焼きながら食べる焼肉には、使いやすそうですよね。
ハサミからすると、「今日は紙じゃなくてサムギョプサルか!」という感じでしょうか(笑)。
いつ頃から広まったの?
カカオペイの記事では、1970年代後半ごろから、カルビを焼くお店などを中心に、食べ物をハサミで切る文化が広がったと紹介されています。
その後、焼肉だけでなく冷麺などにも使われるようになった、という説明もあります。
ただ、広まり方については別の説明もあり、はっきりした始まりを確認するのは難しそうです。「そんな説もあるんだな」と楽しんでもらえたらうれしいです。
ハサミの出番は、お肉だけじゃない
韓国では、お肉以外の食べ物をハサミで切ることもあります。
- 長くて食べにくい冷麺
- 大きなまま出てきたキムチ
- みんなで分けるチヂミ
食卓で「ちょっと大きいな」と思ったときに、チョキチョキ。こうして見ると、ハサミの担当範囲はなかなか広いですね。
ちなみに冷麺については、「切ったほうが食べやすい」という人もいれば、「切らずに食べたい」という人もいます。食べ方の好みが分かれるのも面白いところです。[参考:オーマイニュース]
初めてのお店でハサミを使っていいのか迷ったら、店員さんに聞いてみてくださいね。
家庭でも頼れるキッチンバサミ
ハサミが活躍するのは、お店だけではありません。家庭でも、料理用のハサミは便利な道具です。
たとえば、キムチを小さく切ったり、ねぎを鍋に直接切り入れたり。少しだけ切りたいときには、まな板を出さずに済むのもうれしいところです。
洗い物が一つ減ると、なんだか得した気分になりますよね。料理の後の自分が、きっと喜んでくれます 😄
もちろん、料理には食べ物用の清潔なハサミを使いましょう。
食卓の「あたりまえ」は国によって違う
韓国ではよく見る食卓のハサミも、初めて見る人には意外な光景かもしれません。
でも、実際に使ってみると「なるほど、これは便利!」となることも。道具の違いから、その土地の食べ方や食卓の楽しみ方が見えてきますね。
以前紹介したお箸の置き方も、韓国と日本でよく見かけるスタイルが違いました。
次に韓国料理のお店に行ったら、お肉の横にハサミがあるか、ぜひ見てみてください。
あなたのおうちにも、料理用のハサミはありますか? ✂️


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